丹沢隠れルート探訪@
      

                

        秘密の 展望地からヨモギ平へ
                   

                         実施日 2010年4月25日
                            同行者 ボッカ頼

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     菩提峠〜 展望地 〜 二ノ塔  〜三ノ塔 〜 ヨモギ平  〜富士見山荘 〜菩提峠駐車場
                          
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             大倉屋前にて撮影 指差す方向⇒二ノ塔直下の展望地

   これから行く展望地のある方向を指差す 池田さん。ボッカ頼連れて行っていただきました。



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  @菩提峠 

標高
750m  ヤビツ峠から県道を護摩屋敷の泉方面へ約1km下り富士見山荘前を左折して舗装された林道
を距離500mの緩やかな坂を登ると、車20台程度駐車可能な未舗装広場に出る。 ここが<菩提峠>で、車で来た場合ヤビツ峠の駐車場が満杯でもここなら駐車可能(GW中でも駐車出来 た) ここから<表丹沢林道>(舗装)を約2時間歩くと大倉吊橋に下る事が出来るので緊急時のエスケ―プロードとして覚えておくと便利です。

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      菩提峠駐車場(                     同地点で、登山道入口をUPで撮影 

菩提峠駐車場にて 正面木立の真ん中が登山道の入口(「日本武尊足跡」と書かれた杭が立っている)

★通称「日本武尊足跡」登山道について 

ルートは菩提峠〜二ノ塔尾根の途中にある展望地間地図 「山と高原の地図」及び「国土 
        地理院1/25000」双方の地図に登山道及び踏み跡表記は無い

コースタイム  登り  1時間            下り  40

コース状態  2008の「表丹沢トレランレース」にこのルートが下りに使用され、コースの一部が整備された    
        途中に標識などは無いが、踏み跡は明瞭で登下降時共にミスコースの心配ない
  
        土が崩れている箇所が部分的にあり、降雨後は下り時に滑り易い

 


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<日本武尊足跡・尾根登山道>としては、菩提峠の道標地点を登山口として、上記の道標地点で    は、矢印と反対方向の左方向の踏み後を登り、展望地付近の二ノ塔尾根登山道合流点にある道標地点の間

標地点にて矢印に従い右方向へ進むと、<日本武尊の足跡>と言われている、岩に刻まれた<足跡>?    があり、それがこの尾根の言われとなっている

   
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         二ノ塔尾根との分岐点(展望地付近) 登山口と同様の標識がある

         二ノ塔尾根登山道とは、二ノ塔山頂〜菩提(葛葉の泉)を結ぶ登山道。急傾斜で利用立地上 
 不便なので歩く登山者が少なく状態は荒れ気味、途中で表丹沢林道を横切る。登山口の葛葉 
 の泉から菩提のバス停までは距離が長く、道が入り組んで分かりにくい。

         表尾根から大倉方面へのエスケープは三ノ塔尾根の利用が安全



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                                展望地からの眺望 渋沢・松田方面

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  展望地からの眺望 手前が三ノ塔尾根、中間が烏尾尾根、奥が大倉尾根 

         展望地とは、標高約1050m   ハンググライダーの飛び立ち場所としても利用されている模様。平素見慣れた表丹沢の山々の景観とはまた違う眺望が開け、無風快晴時にはお弁当や昼寝に気持ちの良い別天地。

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                                                                                    二ノ塔山頂 標高1140m



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                                       三ノ塔山頂直下の分岐点 (三ノ塔尾根大倉吊橋方面と二ノ塔〜ヤビツ峠方面)

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                                   同地点 指差し方向は三ノ塔尾根の大倉吊橋方面

        (注意)道標には「戸川方面」と表記され、その下に小さなテプラーで「大倉」の表記があるの 
         で、分かりづらい。

        丹沢を頻繁に歩く登山者でも<風の吊橋>ができる以前は大倉へ渡れなかった経緯から「三ノ 
 塔尾根」は馴染みが薄く、今でも長い距離と急傾斜で敬遠されるが、天候悪化時やヤビツの最 
 終バスに間に合わない場合などは「三ノ塔尾根」を大倉へ下ることが最善の安全策と考える。 
 (牛首分岐からは舗装林道もあり日没後も安全度は高い)




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                三の塔                 同地点  パラグライダーの飛行を撮影
 

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      三ノ塔山頂から200m表尾根を塔ノ岳方面へ進んだヨモギ平方面への分岐点(お地蔵様がある)        
      正面のピークは烏尾山 標高1136m その先へは表尾根登山道の稜線が奥に見えるピークの塔ノ岳へ
      と続く
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烏尾山から三ノ塔へ登り返す表尾根の階段途中から見上げたショット(お地蔵様の位置参照)
左 ヨモギ平方面への藪入り口  右 三ノ塔方面への表尾根登山道(標識が見えます)

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              分岐点にて左方向へ直角に曲がり、表尾根登山道を烏尾山へ向かって下って行く登山者



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      同地点の分岐点 私が立っている場所がヨモギ平方面への入口で、生い茂る藪の中へと進んで行く



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★ヨモギ平方面登山道について

       「山と高原の地図」及び「国土地理院1/25000」の地図上に登山道または踏跡を示す記載は無い。         
       「山と高原の地図」には三ノ塔から札掛に向けて発生する尾根上に970mの標高記載が有る。
        (2004年版の「山と高原の地図」には、標高表記と共に「ヨモギ平」の地名)

三ノ塔山頂の200m先の分岐点で表尾根登山道から分かれ北東方向に下る。

       途中に標識類は皆無。 登山道は踏跡が明確にありミスコースの心配はないが、登りに利用した場合ヨモギ平から一旦下って再度登りになる地点で左に分かれる明瞭は踏跡に行かないように注意(こちらの方が登山道らしく見えるが行き止まりの林道へ出てしまう)

        分岐点から標高差230mを下る、登山道状態は下り始めてしばらくは急傾斜で足場の悪い滑り易い状況に苦戦する(登り利用のほうが楽だ)が、その後傾斜が緩くなると草原状の景観に気分爽快となる。

30分の下りで標高970mの広い平坦地に達する。 ここが通称「ヨモギ平」で数脚のベンチと簡易標識があり、ゆっくりと休憩したい場所である。

平均コースタイム 登り 5060分 下り3040

 

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  ヨモギ平  標高970m  後方は札掛から新大日へ伸びる「長尾尾根」

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ヨモギ平  指差し方向に三ノ塔のピークを臨む

 ★ヨモギ平より下方のコース説明 

     三ノ塔からヨモギ平へ下って来たコースは、ヨモギ平で2方向に分岐する 

@      県道秦野清川線の札掛へはヨモギ平で鹿柵扉を抜けて直進して尾根を下る。尾根幅が広く踏跡が不鮮明箇所があるが通行に支障は無い。札掛では尾根の末端部からタイライゴヤ沢の沢床に降り立ち後、沢を渡渉して林道へ上がるが沢に渡り板は無い。又登りに利用時は尾根末端取り付き部が沢の裏側で分かりづらく迷い易い。

A      ヨモギ平で右折して東方向へ下ると3040分で登山口に下る事が出来る。(登りコースタイムは5060分)コース状態に問題はなくミスコースの心配はないが、途中一ヶ所直角に右折する箇所がある。ヨモギ平から尾根筋を直線的に下ってくると、尾根を離れて右折してジグザグ下りに移行する箇所で尾根筋を直進しない事。ちなみに方向案内標識は皆無


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登山口(ヨモギ平〜三ノ塔方面) 「三ノ塔まで2時間」と表記された道標がある。

         注意  この登山口は県道秦野清川線でヤビツ峠から徒歩約1時間弱の地点にある
              「諸戸」の<Biscoオートキャンプ場 
>内の最奥にあり、非常に分かりづらく
              登り利用時は事前の情報収集を充分に実施することが望ましい。

   又キャンプ施設は民間の私有地なので管理人に挨拶することがマナーである。

    下り着いた場合、ヤビツ峠のバス停までは終始登りの林道(県道)を2時間近く歩くので、
   バスの発車時刻に注意が必要



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         登山道脇の「水沢」を木橋で渡る。この後キャンプ場内を通り抜け藤熊川を渡り、キャンプ場正面 
      ゲートから県道へ出る


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   「諸戸」の山林事務所。  この付近一帯の山林を管理管轄する事務所が昔からここ「諸戸」にあった。



F   富士見小屋まで戻り 車を置いていた @菩提峠駐車場まで戻る




★後記

   このルートを歩くには、先ず交通手段として自家用車の利用が効率的である。
  今回我々は、車で菩提峠に登りここに駐車して上記ルートを周回踏破した。

   総所要時間は4時間13分で、休憩期間を除いた実質の歩行時間は3時間半程度であった。
       注意事項として5月後半からはヨモギ平より下部ではヒルの発生がある。

    GW中の5/4に、私は妻と二人で再度このルートを逆廻りで歩いてみました。連休中ということもあり20名近い
   登山者と遭遇し、もはや「隠れ登山ルート」とは呼べない状況を感じましたが、多くの登山者で渋滞状態の大倉・表   
   尾根に比べれば、一歩外れただけで別天地であることには変わりなく新緑を思う存分浴びて2時間54分の山歩きを   
   楽しみました。

   特に「展望地」では前方に広がる表丹沢の絶景をおかずに夫婦ふたりでベンチに腰掛てのランチタイムでは平素の家庭生活では考えがたいやすらぎを味わえます。

 

<ご報告>

   5/3に妻と一緒に戸川林道を北上し作治小屋脇より<中尾根>を登って烏尾山へ行ってきました。

   <中尾根>は地図から消えて久しく、烏尾山の分岐点の道標も数年前に撤去され、背丈以上の強固な笹薮とダニやヒルになやまされ、最近の地図上には踏み跡を示すグレーの破線に「廃道」の赤字表記が記される等、過去の道になってしまいました。

   今回あえてこの尾根に挑戦した経緯詳細は後日「登頂記」にまとめる予定ですので、その折には僭越ながら配布させていただきます